「バドミントンのどこが好き?」「バドミントンって楽しい?」と聞かれたら、バド部に入ってながらも首をすぐに縦に振ることが今でもできない。
そもそも、なんでバド部に入ろうと思ったかというと、中学の時の友人の兄がその部活で勉強との両立が簡単で楽だというから入ったのです。うちの学校、一応進学校なんで、しかも俺自身部活は運動と考えてる人なんで。っで、校内に工事の関係でテニスコートがないというのもあったし、大好きなことで劣等感を感じたくないというのもありましたね。
っで、1人で見学しに行って、1番乗りで入部届け即出して(中学の時もそれw)そしたら友達が来て、他の人もわんさかいて。20人ぐらいいたかな?っで、初回にすっごい走らされて「これがバドミントン部や。やる気のないもんはやめろ!」と言われて、いや、もう出しちゃったし、1回決めたことは変えたくないし。そしたら、16人になって。最初の番手戦で4番手になっちゃって(^-^;たぶん、テニスで前衛してて馬鹿にみたいに速い球ボレーしてたからシャトルの速さに目が他の人より慣れてたのと、ラケットに当てることもサーブもオーバーヘッドもテニスの応用みたいな感じで。4番手で、今のキャップとペアを組むことになって。正直、性格的に苦手だなって。人気者タイプで、きつい性格の人、結構慣れるのに時間がかかるんです。人見知りだしね。明らかに自分よりうまい。だからミスりまくっちゃって。ダブルスとか、自分孤立で周りが楽しいんでて、ペアの人も俺がいない方が楽しそうで。だからどんどん嫌になって休みがちになって、けどやっぱり強くなりたいからたまに早朝走ったり、平日の部活の時は素振りと筋トレを欠かさなかったし、休憩時間も結構動いてサーブの練習したり。でもさ、やっぱり差はつくわけです。そもそも、平日はコートに入れなかったんですね。16人もいて、コートの準備とか雑用関係やってたの実質5人ですよ?授業終わったらすぐに部活に行くのが癖みたいになってたんで、大抵部活1番乗りで、まず水を汲みながらシャトルの大量に入った箱3つ抱えて、何回か体育館と部室を往復して。そうしてる中で、その5人以外の人はネットだけ持っていきます。たとえ箱があっても持っていきません。っで、水を汲み終わって体育館に自分の荷物込みで戻ると、もうコートが立っていて、他の人たちは準備運動したりしてます。中には打っている人もいます。っで、その5人は何をするかというと、モップを出したり、カーテン閉めたりします。それから準備運動なんで、当然コートに入れるわけもなく。それが1年間。たまに入れたけど、先に使ってたら「空けて」と言われ。正直何様だよと思ったことなんてしょっちゅうで。それが自分のペアの人だったし、上位の人だったから嫌悪感満載で、試合も上位は上位でだったから俺マジ孤立で。精神的にかなりまいったんだけど、友達がいたから頑張れた。そのペアの人も別に性格が悪いわけじゃない、むしろいい方なんで助かったのもある。足つったときとか気にかけてくれたしね。
で、1年が終わって春休みに入る頃には16人が10人になってて。やめたのがみんな俺の友達ばっかで。一緒になってやめて、同じ部活に移ったら楽しいだろうなって考えたこともあった。実際、その部活は入ろうか悩んだ部活だったし。でも、やめなかったのはやっぱり自分が決めたことだから、とか1番に入部したんだからっていうのがあったし、何より1年を無駄にしたくなかった。雑用係2人。シャトルの箱ぐらいは出してくれるようになった。でも、やっぱり他の仕事はその2人。そうこうしていると後輩ができて。他の人たちは雑用の指導をし始めた。さも、自分たちがしてきたように。それがまた腹が立った。後輩が出来てから、水汲みの仕事が減った。2人が仕事してると、代わってくれるようになった。先輩がいなくなってからはコートに入れるようになった。やっとみんなと同じ土俵。その頃には俺は番手が落ちて下の方。ま、当然だと思う。ペアも昔からの友達だったから一応安心。それから何回かミーティングみたいなのがあって、みんな、ちゃんと2人が毎日準備やってくれていることを見ていることを知った。感謝してるんなら、手伝えよって思ったけど、認めてくれてうれしかった。っで、そうこうしてたら上位3ペアが県大会行くことになって、審判で同伴して。それがまた楽しくて、みんなとと近づけた気がした。その頃からか、この部活に入って良かったと思えるようになってきて、やめるなんて考えが全く起こらなくなった。高2最後のミーティングで来年は絶対休まないことを打ち立てた。けど、実際は文化祭とかで精神面が潰れて何回か休んだ。最後のミーティング、俺が初めて部員みんなの前で自分の心の内を話した場所。それまでの俺だったら、絶対なかった。
高3になって、10人が8人になり、また後輩ができた。また指導しようとした。けど、なんか自信がなくってついつい見て見ぬふりをしたりした。よく分らない、曖昧なことばっかり言ってごめん。もっとしっかりした先輩にならなあかんのにな。最後の試合、ダブルス。初めて1回勝てた。相手は片方が始めた手で激弱だったから比較的楽に勝てた。2回目、ミスばっかした。ショートサーブもロングサーブも不調で、相手に打たれまくった。だから、今まで練習してきたドライブサーブを最後に使ってみた。そしたら5点取れた。でも負けた。悔しいというより、腹が立った。ペアの人に。「ミス多いぞ!」と。ただ、ほんとは違う。心細いんだ。ダブルスなのに、声を出すのもかけるのも俺だけ。かけてくるのは、俺がミスったとき。「ナイスサーブ」「ナイスショーット」それしか言わないから、ホントに心身的に追い詰められてるときには正直きつい。自分ミスっても謝らないこと多いし。だから、ほんとは彼とダブルスするのは嫌になってた。でも、俺のペアは彼しかあり得ないんだな。シングルス前日。家の中がぐちゃぐちゃになった。気持ちがみっちもさっちも行かなくなって、祖母に電話して助けを求めた。その精神状態で、翌日試合に挑んだ。笑顔になれない。声が出ない。でも、それを救ってくれたのがキャップのペアの優勝だった。嬉しかった。自分も頑張ろうと思った。そしたら、1回戦勝てた。でも、時間がたつにつれてどんどん気分が戻って、2回戦、どうにも気分が乗らないし、ショットが決まらなくてどうしようもなくなって負けた。悔しいという気持ちなんか、生まれようがない。3回戦で強い人と戦いたかった。だから爪がはがれても包帯で固めて頑張った。
試合が終わって、目標なんてものはなくなった。でも、なんかバドミントンがしたかった。みんなと一緒にいたかった。後輩にもっといろいろ教えたかった。県大に出る人のためのサポートに回った。コートに入りたかった。けど、結構譲った。だから絶対勝てよ。そう思ってたけど、結果は負けていた。最後の対抗戦も負けた。何やってんだよと腹立たしい気持も少しはあった。でも、みんな一生懸命やってたのは知ってる。試合中にふざけてる奴なんか1人もいなかった。後輩なんて、ボロ負けして泣いてた。審判で1番近くで、それでいて1番遠い場所でみんなを見てた。かけたい言葉はたくさんあった。ラケット構え続けろ。あきらめるな。自分の試合に集中しろ。次絶対がんばれ、点取れ。
最後のミーティング。ほんとはみんなに言いたいことは大量に、自分の少ないボキャブラリーでは言い尽くせないほど、時間があるなら、片言で単語の羅列でいいなら、ほんとはもっと。でも、1番言いたいことは言えたと思う。「後1歩を頑張れ」これを頑張ったから俺は内出血して爪が剥がれた。でも、爪のことはペアの人しか話してない。自分はこんなに頑張ったんだって自慢はみんなの前ではしたくなかった。キャプテンが「8人みんなでまたバドがしたい」と言ってくれた。そして、日記にはみんなの名前を挙げてくれていてちゃんと自分の名前もあった。先生が2人の頑張りを認めてくれた。多くの人が泣いていた。俺も正直うるっとした。みんな大好きだ。
ボーリング大会で結構素な自分が自然と出せた。
俺は、テニスが大好きだ。それは今でも変わらない。バドミントンが嫌いなんじゃない。バドミントン部に入って、初めは後悔ばっかだったけど、今では入って続けてホントに良かったと思ってる。だから、たぶんバドミントンは好きな方。頑張れば頑張る分だけ強くなるし、ラリーも続く。たぶん、俺がバドミントンで好きなところはそこ。ちゃんとしたダブルスはマジで楽しいとは思う!シングルスよりちょっと広いコートを2人で守ってローテして。
とにかく、みんなとバドミントンできてホントに良かった!見てないけどさっ
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